追加改修

4号機の回収作業は完了したと言っていたな。あれは嘘だ。

…はい、一応前回で完成ということにしていた4号機改でしたが、ポンプの出力を抑えていることが気になってしまい、追加改修をすることにしました。やることはシンプルで、ダブルサイフォンをさらに増設します。

トリオ・ダブル・サイフォン?

ダブルサイフォンを1基増設して3本にしました。工業感あふれる見た目になってきましたね。3本目でようやくポンプの全開状態を上回る排水量になりました。ただし、3本のうち2本が全開稼働で、残りの1本が50%稼働するような状態です。やはりVP13ベースだと1本辺り1000LPM前後のイメージかな。この差は、後述のアルミパイプで調整して均しました。

3つの配管をそのまま取り回したくなかったので、別体で受けとなる配管を作成しました。かっこいいかと思って、透明管をかぶせたりしています。

サイフォン管と受けはあえて接続しませんでした。3基のサイフォンの調子を把握しやすいので都合が良いかなと。先端に厚さ1mm直径13mmのアルミパイプを差し込んでいます。結果的に排水側の径が狭まり、排水の流量が低下しました。ポンプ全開稼働に対してサイフォン側は、3本中2本が100%、1本が80~90%程度の雰囲気になっています。

径がぴったりなので接着が不要で、このように排水ポイントが上下に調整できます。万一サイフォンの再起動が必要になれば、アルミを引っ込めてエルボを取り付けることも可能です。

アルミを引き出せば受け側の中に届くのですが、3本の水柱がなんだか格好が良いので高めの位置にセットしています。透明管を風よけのスリーブとして配置したので台風でも無ければ逸れたりはしないでしょう。

水音対策

ポンプのパワー制限が解除されたのは良いですが、配管を集約させた結果ドボドボという音が出るようになってしまいました。こちらの対応もしていきます。

透明ソケットと、フィルターでも活躍した水耕栽培ポットを組み合わせて、ドレン管の様な形にしてみました。

排水口にかぶせます。ソケットのサイズが合っていないのでユルユルですが、排水口と流木で挟み込むようにして固定しています。栽培ポットが整流することによって、叩きつけるような音がほとんどなくなりました。ポットの形状のおかげで、水槽の底に向かって流れるメインの水流と、水面に広がる支流といったふうに分散されるようになります。

意図せずディフューザーの様な効果も出たようです。細かい泡が水中に流れ込んでいます。

とりあえず満足

これで制限無しでポンプを稼働できるようになりました。排水には余裕があるので、よほどの雨でなければあふれることは無いと思います。流量の増加にフィルタが負けないか心配でしたが、水もきれいなままですし、大丈夫でしょう。はー、スッキリした。

後日談

ポンプ給水側のストレーナを清掃してみたら流量が増加(というか回復)して、排水が追いつかなくなってしまいました。幸いアルミパイプを外すだけで間に合いましたが…金属パーツかっこよかったのになぁ。残念。

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