4号機への道~Part8~:試運転と再びの騒音

今日は循環システムの動作チェックを行う。…生体を入れる前にやっとけ。ポンプを始動させると、無事噴霧を開始した。エアロポニックとしての動作は問題なかったが、負荷が替わったせいなのかポンプの動作音が非常に大きくなった。前回の静音化では間に合わない音量で困った。

バックルコンテナ側

コンテナ内部にオリフィス径0.5mmのノズルを8個搭載している。噴霧具合はとても優しい。手をかざして見るとフワァ~っと潤っていく感じだ。水を噴射される刺激は感じないレベル。コンテナ3基で24のノズルがある計算だが、排水量は少ない。噴霧角度も120度はある感じで、すべてのポットを賄えそうだ。

塩ビ垂直管側

こちらは調整可能なノズルを使用している。コンテナ側に比べて明らかに流量が多い。ノズル4基しか無いはずなのに3倍は流量がある。ノズルを絞ることで拡散させることができるが、管の側面に触れる量が増える結果になりそうなので収束気味に調整している。強すぎて根をいためるなら拡散させよう。

駆動音が増大

さて、こちらが問題だ。高負荷で通水させた際にポンプの振動と駆動音が増大してしまった。ポンプのみならずホースを伝って栽培容器にも振動が伝わり、空洞の容器がさらに音を出しているように見える。ホースを掴むと多少和らぐが、振動を抑えきる事もできず、対応としては不十分だ。ポンプメーカーのサイトによれば、ポンプをソリッドな場所に固定する事で大方解決するといった記載があった。とりあえずいくつかの方法を試すとして…

  1. ポンプを付属のゴム足で固定する
  2. ポンプにさらにアイソレーターを噛ませて固定する
  3. ホースを延長して免震する
  4. 栽培容器の下に防振マットを敷く

現状、ポンプはウレタンマットの上に転がしている状態で駆動させている。ゴム足で固定することで静かになるのだろうか。海外フォーラムではさらにアイソレータを噛ませる事で静かになると記載があった。ゴム足でダメならこちらも試したいところ。ホースの延長は、ポンプの振動を栽培容器まで伝達しにくくさせるため。並行して防振マットを敷設することで、栽培容器の音鳴りは軽減できると考える。

さてさて。

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