4号機改への道:Part2

新年あけましておめでとうございました。

気温の低さと日の短さで捗りませんが、ほそぼそと改修作業をすすめています。前回で栽培容器は決定したので、送水用のポンプと、ろ過用のフィルターを準備していきます。

ポンプの選定

用水ポンプにはエーハイム水陸両用ポンプ1262を採用しました。手持ちのポンプでは文句なしに最強です。実際のところオーバースペックですが、他のポンプがどうも調子悪く…。まぁそれは置いといて、塩ビパイプへの接続性や分解のしやすさ等、良い設計のポンプなので悪い選択では無いでしょう。

強力なポンプを使用するならば、排水性能も強化しなければなりません。ダブルサイフォンを増設しました。2基のダブルサイフォン…言わばツイン・ダブルサイフォンですか。どこかのバスターライフルみたいな響き。1262はカタログスペックで2400lpm(1.5m揚水時)。対してVP13仕様のダブルサイフォンは1基あたり1000lpm前後なので、これでも若干不足です…。残りはポンプ側をバルブで抑え込んで調整しようと思います。

フィルターを増設

4号機を設置した当初はディスクフィルターによる物理濾過のみで対処できると踏んでましたが、砂粒はともかく糞のように柔らかく分解してしまうものには効果が薄かったです。やはり水槽でディスクフィルターが用いられないのはそれなりの理由があるのだと言うことで、今回は市販の上部フィルターを参考に、専用のフィルターを設計しました。

細長いコンテナボックスを2段重ねにしたフィルターボックスです。

上段の役割は蓋です。発芽・育苗にも利用出来ないかと考えて深さをもたせています。このコンテナでポンプの水を受け止め、シャワーパイプを取り付けた排水口から、ろ材へまんべんなく水を落とします。

フィルターとしての機能は下段に集約しています。プラ板を切り出して内部に仕切りを設けました。仕切りの下部にスリットを設けています。2つに仕切ったうち、広い方にはろ材を詰め、もう一方は開口して排水口としています。飼育水がろ材を素通りしないために仕切りを設けた格好です。

ろ材として、ウールマットの他、人工芝とビニロックフィルターを仕込みます。底面の通水性を確保するため、高さを調節した防鳥シートで上げ底しました。

ろ材をつめて、通水を確認したら、自家製フィルターの完成。

サイズの異なるコンテナを重ねているだけなので、隙間がありますが、内部異常の確認であったり、肥料の投入口として使えるかもしれないのでそのままにしています。

機能的には完成

フィルターを栽培槽に設置して、ポンプを接続しました。これで循環系は完成です。考えていた以上にフィルターの上背がありますが、それなりに重量がありますし、送水パイプでも押さえつけられているので早々倒れることはなさそうです。

あとはエアレーション等細々したものを設置して、4号機の改修完了とできそうです。

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