4号機への道~Part2~:設計


簡易的な設計図

簡素な構成と、軽量な栽培装置を目指して4号機を設計する。

軽量で簡素な構成の実現のために

飼育水槽の統合

簡素化の手始めとして、飼育水槽を統一する。これまで120リットルのジャンボタライを3基+60リットルのプラ舟2基の計5基で運用していたが、これを400リットルのブル・コンテナジャンボに置き換える。細かくたくさんの飼育容器があるのは、生体の幅が広がって楽しかったが、巨大な水槽を用意して共存を目指すのも面白いと考える。

栽培方式の変更&統一

軽量化にあたってのキモ。栽培方式を変更する。これまでは湛液型と固形培地型の装置を併設していたが、今回のトラブルの発端となってしまった。軽量な方式として、薄膜型ともう一つ、噴霧型の水耕栽培というのがある。今回はこの噴霧型を採用してみる。噴霧器の管理などで手間も増えるが、薄膜型と比べても装置の連結の必要性が低い=メンテナンス性が良いとも言える。

貯水タンクの廃止

貯水タンクを設置した目的は、飼育水槽の水深に影響を出さず、固形培地型の栽培装置を運用することにあった。ベルサイフォンを採用していたので、数十リットルの水を間欠式に貯めたり吐き出したりする。そうすると数分お気に水面が上下するので、それを防ぎたかった。今回は栽培方式も変えるために、極端な水深変化はなくなるだろう。飼育水槽が単体で400リットル保持できるため、そのままタンクとして扱う。

ろ過装置の廃止

これは廃止というよりは簡略化。噴霧型水耕の内部に濾過フィルターを仕込めば、理想的なドライ濾過になるのでは無いかと考えている。もちろん噴霧ノズルの運用にあたって微細なゴミは排除しなければならないが、こちらはストレーナとディスクフィルターの併用でなんとかする。

あら方決まったところで、材料の調達。今回もキシラデコールの塗装を行う。

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