スポンジフィルターを撤去してみる

CO2ディフューザー兼物理濾過として、スポンジフィルターに水中ポンプを接続していましたが、撤去しようと思い立ちました。トラブルらしいトラブルはないんですがまぁーすぐ汚れてしまうんですよ。1週間も放置すればスポンジがカチカチに固まってこの通り。

物理濾過をしていればメンテナンスするのは当然ですが、詰まるまでが早すぎるんですよね。もともとCO2リアクターとして水中ポンプを利用する事が目的で、結果発生した水流で汚れが舞うのを抑えるために、スポンジフィルターをドッキングしたのですけども…。アクアポニックスとしてはこの汚れが栄養源でもありますし、メンテナンスとして定期的に排出してしまうのはなんだか勿体ないとも思えます。

手持ちのポンプではエーハイムのコンパクトポンプ300が最弱で、吐出量は130~260LPM。CO2接続の関係で最大流量固定で運用していて、これでも飼育水はにごります。吐出口にアタッチメントを付けて水流を殺す工夫をしても不思議と変わらないんですよね。考えようによっては、吸い込む力で水流を作っている部分もあるので、やはりポンプの流量をもっともっと絞ってみる必要がありそうです。

そこでいいものを見つけました。テトラのマイクロフィルター付属の水中ポンプです。吐出量は66LPM固定で、このコンパクトさがウリです。ポンプが小さいせいでウレタンチューブが太く見えます。小型フィルターという位置づけなのでいろいろと部品がありましたが、フィルタの蓋だけを拝借して直接ポンプにくっつけました。魚の吸い込み防止用です。吐出口が干渉するので要加工です。

水中ポンプをCO2リアクター

この吐出量でもリアクターとして機能するか、確認してみました。流石に溶かしきれない泡が舞いますが、CO2ストーンと比較しても十分な細かさですし、何より吸い込んだ泡に対して吐き出す泡が圧倒的に少ない。必要十分に機能しているといえるでしょう。

あとは設置をしてみて、数日様子を見てみようと思います。水中の濁りがなければ本採用で。

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