ミストノズル交換とフィルタ調整

突如発生したミスト動作不安定問題。原因は主に給水ホースの詰まりですが、発生に関わりそうな要素はできる限り修正していきます。

給水ホースの詰まり対策

給水ホースの詰まりの原因は分かっていません。水道水でホースを逆流させるとボコンと解消するのですが、固形物らしきものが出てこないんですよね。液肥を使用してから発生しているので、液肥が水中で科学反応を起こしてゲル化しているという妄想をしています。ディスクフィルターで止められないのかとも思いますが、ひょっとしたら水没させたフィルタ内部で反応しているのかも…。

とりあえず気持ち悪いので、ディスクフィルターを水上に引き上げます。ストレーナ~フィルタ間を延長しました。効果があるのかはわからない。

ミストノズル交換

左がこれまでのノズル。右が今回置き換えたノズルです。違いは流量。カタログスペック上では、従来品が0.3ml/minに対し、新品は200ml/min~700ml/minで調節可能。1000倍以上の差があります。先のホースの詰まりは、ホース内部の流動性があまりに低いことも要因の一つと考え、交換に踏み切りました。一応従来品は28個設置していますけど、合計しても5.6ml/minです。これじゃあ沈んだ汚れは動きませんよね?

ポンプの性能は4300ml/min。まったく性能を活かしきれていませんでした。圧力を稼ぐためにやや絞った運用をするとしても、新ノズルを10本は使用できそうです。すこし緩めの調整で3500ml/minくらいできると最高ですね。微調整めんどいんで最低値で運用しますけど。

10本使えるといったものの、塩ビ管の栽培容器に4本使ってしまうので、ボックス側には各2本ずつしか取り付けられません。横への噴霧ではカバーできないので真上に噴霧するように調整します。ノズル自体も背が高いので、ホーシング位置をさげました。ホーシングの塩ビ管も、ノズル数が変わるので交換しました。分解の折、塩ビ管内部から汚泥の塊が出てきてびっくりしました。このあたりも要調整です。

栽培中の容器の加工なので骨が折れました。一時的に容器を撤去し、根が乾かないように水をかけたり別の容器を下に置いてみたり。

なんとかセットアップも完了し、ご覧の噴霧具合になりました。あまりミストという感じではなくなりましたがとても詰まりにくそうで良いです。以前のホーシング穴は膜付きグロメットで塞ぎました。塞がなくても意外とミストは漏れ出てきませんでしたが、湿度が保てない問題が発生したので塞ぐほうが賢明っぽいです。

塩ビの終端は径を拡張して小型のタンクのようにしました。両サイドに蓋を設けたので、定期的に蓋を開放することで内部の汚泥を吐き出させるメンテナンスをしようと考えています。

これだけ調整したならなんとかなるでしょ~と思いたい。

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