4号機完成

アクアポニックス装置4号機がついに完成。前回の記事時点でほぼ完成でしたが、ミストノズルの動作不良と言う、わりと予想通りかつ深刻なトラブルに見舞われまして…。克服せずに完成と呼べるかと息巻いていたら、こんなにも時間が経ってしまいました。なかなか苦しく長い戦いを強いられましたが、安定稼働まで持っていくことができたので、これにて完成とします。

全体像

まずは全体像。栽培装置は当初の目的通りシンプルにまとまりました。飼育用の水槽と栽培容器の間をポンプで循環させるだけの機構です。装置の対面にはくつろぎながら鑑賞できるようにベンチを設けました。

飼育水槽

飼育水槽では、睡蓮や水草が馴染んできたので、別居していたコメットたちを合流させました。メダカと比較したら怪獣のような体格差があります。今の所コメットたちがメダカやアカヒレを食う姿は見受けられません。代わりにラムズホーンが激減し、一部の水草が引き抜かれるようになりました。引き抜かれるのは主にロタラ系で、ハイグロ系やミクロソリウム、ピグミーチェーンサジタリアは無傷です。少々苔処理に不安が出るものの、水景が荒れ果てるようなことはなさそうです。水草用の照明にBeeLightを5灯設置しています。

CO2の添加もしています。水中ポンプを改造した簡易リアクターを設置しています。改造と言っても中華製のスポンジフィルターの部品を接着剤で固定しただけです。CO2の泡をインペラで撹拌&水圧で溶け込ませようと適当にやってみたのですが、効率は良さそうです。

栽培容器

栽培容器では引き続きバジルやトマト、キュウリにナスの栽培をしています。植物育成LEDのおかげで最近の長雨も問題なし!…とはいかず、全体的に調子は悪いです。ただし日照不足よりかは栄養不足の様相。

ポンプ周りはストレーナとディスクフィルターを併用して大粒の汚れをシャットアウト。ダイアフラムポンプで加圧し、ミストを発生させます。各部の接続には塩ビ管とウレタンホースを使用しています。

その他いろいろ

水槽側面にプラボックスを設置しています。電源の確保や出番の多い肥料、化学反応式CO2発生器を収納しています。

飼育水槽の他に、小型の水槽を管理しています。主に水草のストックやメダカの稚魚の隔離飼育に使用しています。

とりあえず駆け足でしたが、4号機の全貌でした。各部の詳細はまた個別にまとめようと思います。

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